top of page

これからの住宅について

<1>これからは、ホームにも記載していますZEH住宅が主流になってくると思います。

 なぜかと言うと、近年における国内のエネルギー消費量は、全体的には減少傾向にあるものの、建築に関連する家庭部門・業務その他部門

​(商業・サービス・事務所など)では大幅に増加しており、この部門での省エネルギー対策を推進することが強くもとめられています。

<2>気候変動問題とエネルギー消費量削減への対応

 地球温暖化がもたらす様々な悪影響を防止するために2015年のパリ協定の採択と進み、国内の政策決定プロセスで決定された気候変動対策

関する目標を定めた約束草案が①CO2の排出量を2030年度に2013年度比26%減の水準とする。②技術的制約、コスト面の課題などを十分

に考慮した裏付けのある対策・施策や技術の積上げによる実現可能なものとするなどの目標が掲げられています。

 そのための対策・施策として、新築建築物における省エネ基準適合の推進、建築物の省エネルギー化、高効率照明器具の導入、徹底的なエネ

​ルギー管理の実施及び既存住宅の断熱改修の推進が示されています。

<3>設計手法・技術等による対応

 住宅の省エネルギー化を図るために、断熱性能の確保や熱負荷の低減を図りつつ、伏せて快適な内部空間を実現するために、住宅の平面形状

方位計画で年間の熱負荷の低減、自然採光による照明エネルギー低減、自然通風による夏季や中間期の冷房エネルギーの低減、開口部の省エネ

​ルギー化で高い断熱性や遮熱性及び防露性能の向上を図り、再生可能エネルギー(太陽光発電)の利用と活用、省エネ設備機器の導入はLED

照明(消費電力は白熱灯比87%蛍光灯比30%削減)、全熱交換型換気扇(冷気と暖気を排気時に外気をを取り入れる時に室内の温度、湿度に

​して給気する装置)で空調負荷の低減を図ります。

bottom of page